So-net無料ブログ作成
検索選択
他の家族 ブログトップ

40代AC~鎮魂の春~ [他の家族]

 私の母は、発達障害です。診断を受けたわけでもありませんが、「発達障害」「大人の発達障害」という言葉をあちこちで聞くようになり、長年苦しんできた母親との関係の謎が解けたような気がしました。それ以来、母のことを発達障害グレーゾーンと疑ってきましたが、オブラートにくるまずともそうなのだと思うようになりました。
 ちなみに亡くなった父親も、こちらは素人目から見てもグレーという疑いをさしはさむ余地なく、発達障害で間違いない人でした。
 私は、二人とは血縁がないので、自分がそうである可能性は低いと思っています。(最近になって血縁のある親兄弟と会うようになり、こちらはこちらで私にそっくりで、問題ありとは思いますけど。)

 その発達障害の母と私は、長年共依存関係にありました。私は結婚してもなお、母親から離れることができませんでした。共依存状態から脱することが難しかったのです。
 ところが今、その母親と別居できています。年末に母親が姉妹の介護の手伝いに実家に帰り、4月になろうとする今まで、帰ってこないのです。これまでに幾度となく実家帰りを繰り返してきましたが、いつもすぐに帰ってくるので、3ヶ月も留守にすることはありませんでした。そう、私と母が3ヶ月も離れて暮らしたのは初めてのことです。
 
 母が出て行ってすぐ、私の感じたことといえば、「母がいないというのはなんとありがたいことなのだろう」ということでした。母のいない爽快感、肩の荷の下りた感じ、日々の生活がうまく回ってゆく・・・、なんと言えばいいのでしょう。こんな気持ちは初めてです。だって、母と暮らさないのが初めてなのですから。母と暮らさなければどんなにいいだろうと想像したことはありました。でも、こんなふうに実現するとは。
 母がいないと、子供たちとの関係も上手く回っていくような気がするのです。

 母と別居したい。それは私の長年の願いでした。それと同時に、それをしてはいけないことのように思っていました。多くの母親との関係に苦しむ娘がそうであるように。
 いつか自然な形で、私の願いが叶うことを願ってきました。それが今なのだと思います。さらに自然な形で、完全な別居の形態が私たちの当たり前になってほしい。そう思います。

 今私たちは、父の残した土地に暮らしています。母のいない家にいると、父の魂の安らかにあらんことを祈る気持ちが上がってきます。いつか、父のことも母のことも安心して、この土地を離れることが私の夢です。私がここを離れても、父も母も祖母も大丈夫だと心から思って、離れられるように。手放せるように。
 新しい季節を前に、そんなことを思う春です。

 

人気ブログランキング
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:育児

父の命日に霊柩車を見た [他の家族]

 今日は父の命日です。
 先日、買い物をしたときのおつりが7.029円=7.29だったので、思い出して欲しいのかなぁと、ここ数日、父のことを思い出していました。そして今日は、珍しく黒塗りの車、霊柩車を見かけました。

 断捨離を繰り返し、最近だいぶすっきりしてきたと感じています。私が断捨離をするとき、心のどこかに、あんなに物の多い家でなければ、父は死ななかったのではないか、という思いがある気がします。父は、心の病で死にました。
 
 最近になって、確信に近く思うことがあります。私を育てた父と母は、「大人の発達障害」なのではないかと。二人とも真面目で善良なことには間違いないのですが、私はことごとく機能不全家庭に育った人と同様の症状を示していたのです。

 数えてみれば、来年は父の二十回忌になります。そんなに時間が経ったとは信じられない気もします。でも、こうして父のことを思い出せるようになったのは、歳月のおかげなのでしょう。
 私はこれからも断捨離を続けます。それが父への手向けになるのではないかと、物の少なくなった食器棚を見て感じました。


nice!(1)  コメント(0) 
他の家族 ブログトップ
メッセージを送る